プリヴェーット!こんにちは!
旅に出て約2週間…ゆっくりと、じわじわと、しかし確実に、やはり…
太ってきています。(知るか)
キルギスの路上の体重計(有料)に乗ってみようかちょっと考えているわたしです。
さて本日はカザフスタンのアルマトイから、登山口までバスで行けるお手軽ハイキングについて情報共有していきます!
デブでも登れました。
写真多めで行きます!
よろしくオネシャス!
Kumbel Peakとは

Kumbel Peakとは、アルマトイの南位置する天山山脈…の端っこというか小さな支脈というか、にある3,200mの山のこと。
ええと、天山山脈っていうのはカザフスタンやキルギス、ウイグルとの国境にまたがるそれはそれは壮大な山脈のことで、最高峰はキルギスと中国との国境にあるポベーダ山(7,439m)だそうだ。(ウィキ)
つまり天山山脈には3,000m級の山なんかはゴロゴロしているわけで。つまり3,200mのKumbel Peakは、天山山脈の中ではモブと言っても過言ではないかもしれない。(酷)
しかし、モブマウンテンと言われようと(言われてない)そこから眺めるアルマトイの街並みや、遠くに見える天山山脈(の端)の眺めはとてもうつくしかったので、アルマトイで暇してる人にぜひおすすめしたい山なのである。
もしくは!
山を登らんでも2,000mくらいの稜線を、アルマトイの街並みを見下ろしながら歩くハイキングもできます。(後述)
登山口までのアクセス
アルマトイからバスで
Kumbel Peak まではアルマトイの街から12番のバスでアクセスできます。
このバスはアルマトイの観光名所、メデウという世界一高所にあるスケートリンク行きのバスなのですが、メデウまでは乗らずに途中のAqbulaqというバス停で降ります。

このバスはアルマトイ2(?)という鉄道駅の前の通り(Ablai Khan Ave.)を南下するので、アルマトイ市内にお泊まりであれば同通りまで出てどうぞゲットオン。
料金は現金だと200テンゲ(約54円)。アルマトイのバスカードONAY!カードなら100テンゲ(約27円)。

アルマトイのバス停には、停車するバスナンバーとその路線図が表示されているのでとてもわかりやすい。12番は郊外へ向かうバスだとわかる。全世界のバス停こういうふうにすればいいのに。
わたしは朝7時台のバスに乗ったのですが、メデウ周辺で働く方々(たぶん)の出勤時間と重なり、超満員でした。笑 街中で途中下車する人は数人。全員一丸となって(?)ぎゅうぎゅうでメデウに向かいました。
Aqbulaqから

とても立派なAqbulaqのバス停。登山口はこの写真(↑)の右側から向かう。

Aqbulaqで降りたら、来た道の方を振り返って写真(↑)の左側の道を道なりに進みます。
15分ほど進んだら、トレイルマップのある登山口に到着。
ハイキング概要
🇰🇿で思いがけず、3000m🏔️ / ARC-あるく-さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ

Aqbulaqがスタート地点で(1,634m)、軌跡のラインの一番下のもっと下、3,160mって書いてるのがたぶんトップだと思います。
…思います?
そう、私たちはKumbel Peakに登頂していないのです。わっはっは。(なんだそりゃ)
ピーク手前100mくらいで、相方が岩の切れ目にスマホを落とすというアクシデントに見舞われ、かれこれ小一時間ほど救出に費やしたので、ちょっと時間が心配になり(相方が憔悴していたのもある笑)あと往復1時間なかったけど諦めて下山したのでした。笑
なので、登頂してない人の解説だということをここで明かす姑息なブロガーだという非難は、甘んじて受け入れましょう。
でももうちょっとだったから。いいかなって。笑
…すみません。(陳謝)
トレイル



というわけでわたしは登頂していないので記録が3,000mになっていますが、ピークは3,200mです。前述のアクシデントで1時間ほどのタイムロス、あと動画も撮ってるからタイムはかなりゆっくりめ。さらにくだりは軌跡OFF忘れによりかさ増しされていますが、のぼりと同じです。
トレイルはかなり乾燥していてパウダー状の砂?状態で、靴が砂…というより粉まみれになる感じですが、道はちゃんとしているので迷うことはないしとても歩きやすいです。


しんどさ的には最初と最後の急登がしんどいけど、ゆるい部分もあるしデブ(わたし)でも行ける感じ。
以下写真ギャラリー
以下めんどいので…視覚に訴えたく、ギャラリーにて紹介。
Kok-Zhaylyau(キャンプ場)まで

序盤の急登と越えると緩やかな道で、遠くの高い山が見える。ちなみにメデウも見下ろせる。

アルマトイの観光名所(?)コクトベというロープウェイで登る丘が目視できます。写真右端のタワーみたいなとこ。
Kok-Zhaylyau(キャンプ場)

ここがKok-Zhaylyau。広場になってて、三角屋根付きテーブルベンチや、ブランコ、ユルトがある。屋根の中にはベンチとテーブルがあって、寝具があれは一晩過ごせそう。

ここが人気のキャンプ場になってるみたいで、夕方くらいからやたら荷物持った地元の人たちが登ってきたのよね。バイト行くの?コンビニ行くの?飲みに行くの?っていうラフな格好の人が結構登ってらっしゃいました。けど、それでも登れるくらいの道です。ま、最低でもスニーカーを推奨しますが。
あと余談ですが、ガタイのいい男子と女子のカップルや男女グループは、女子はまじで手ぶらで、男子がキャンプ道具一式をその筋骨隆々の背中に背負っていました。カザフスタンロマンスはパワー(物理)とマッスルがポイントのようです。笑

7月でお花は結構ピークかちょい過ぎかくらいでとても綺麗。いろんなお花咲いてて癒される。
実は別の道もある

本当はあの(↑)稜線を左に歩いて、街に降りる予定だったのだけど、登山口のボードに3,200mの山登れるって書いてたから急遽登ってピストンすることにしたんですよね。実は。
山登らんでも、2,000m辺りでハイキングできたらいいわって方は、Kok-ZhaylyauからNurlytauという街の方に降りるトレイルもあるので、そちらも検討できるかと存じます。降りた街からアルマトイへ向かうバスもありますし、Kumbel Peak よりさらにお手軽に、ハイキングができると思います。
3,000mからの景色


こんな山も、

こんな山も見える。

もうちょいでピーク。とても気持ちいい。

冒頭と似たような写真載せて申し訳ないですけど、この辺りで休憩しててスマホ事件を起こした我々。
本当にあともうちょっとだったのに…笑

降りてきたらKok-Zhaylyauにいたワイルドウマたち ケツ筋かっこええ…。
登山口まで同じように戻ります。登山口に川があるので粉こなになった靴と脚洗えます。(綺麗かどうかは不明)

あ、キャンプ場を越えたあたりからアブがめちゃめちゃいて、静止していると刺されます。左脚の赤い点は穿刺痕です。とても痛いです。虫除けあったらいいかも。
帰り道は往路と同じようにAqbulaqからアルマトイへ。
まとめ
いかがだったでしょうか?アルマトイから手軽にアクセスでき、そこまできつくもない(主観)景色抜群のお手軽ハイキング。
アルマトイで暇している方(稀有)におすすめのハイキングコースでした。よかったらぜひ!
読んでくれてありがとうございます。ラフメット!
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