プリヴェーット!こんにちは!
インドはナガランド方面うろうろするつもりだったけど、中央アジアのトレッキングがシーズンなので、すんなり…苦渋の決断をしてこっちに来ましたわたしです。現在キルギスはビシュケク。
本日はなかなか情報に乏しい中央アジア移動情報。
カザフスタンのアルマトイからキルギスのビシュケクまでのバス移動について、忘れないうちに情報共有していきたいと思います!(長期記憶低下につき)
ちょっと最近一人旅ではないので忙しいため、いつものふざけた文脈ではなくサクサク真面目トークしていきます。
皆さんの残念なお気持ち、お察しします。(?)
では早速!
以下料金や時間、発着地点などは2025年7月の情報です。
変更の可能性ありますので未来の皆さんは目安程度にお考えくださいね。
概要
【所要時間】 約5時間
【料金】 3,000テンゲ(約814円)
【発車時間】 8時、10時、12時、14時、18時
【乗り場】 アルマトイ
サイランバスターミナル
【降り場】 ビシュケク
ビシュケクバスステーション
【VISA】 カザフスタン 30日以内の滞在は不要
キルギス 60日以内の滞在は不要
距離的には240kmほどですが、途中国境を越えるのでトータル5時間ほどかかる。
ビシュケクのターミナルは市街地から離れているので、宿の場所によっては移動方法要検討。(後述)
でも乗降場両者で市バスがあるのでご心配なく。
アルマトイのバスターミナル行きバス

アルマトイのサイランバスターミナルへは201のバスで行けます。
Tole Bi streetに沿って進むバスなので、ご自身の宿から最寄りの同通り上のバス停からどうぞゲットオン。
市街地中心部からなら30分程で到着します。
Yandex Mapsか2GISというマップアプリをお持ちなら…というか中央アジアではこちらは必須でして。
なぜならGoogle Mapが急にポンコツになるからである。
どちらかのアプリで行き方検索したら一発。
とても優秀。
バスの乗り方は別記事にまとめる。…かもしれない。
アルマトイバスの乗り方 coming soon


2GISのアプリ見つけれんかった。どうか各自。
あと2GISは中央アジアに入ってからはなぜかインストールできないので、
渡航前にインストールしておくことを激しく推奨する。
特にキルギスではYandexより2GISの方が精密らしく。
もっと言えばYandexも登録にSMSが必要になるので、渡航前がベター。
キルギスのSIM買えば電話番号で登録できますが。
2GISは使ってないから詳細知らんけども。
登録しなくてもMapは使えるけど、ピン立てられないとか、配車アプリ使えないとかあるから、やっとくことを激しめに推奨する。
サイランバスターミナル

アスタナやシムケントなどの国内線をはじめ、ウルムチ、ビシュケクなど国際線も扱うバスターミナルである。
ちなみに、ターミナルすぐ横のオゼロ・サイランという湖のほとりには綺麗な公園があり、タイミングが合えば日光浴に勤しむパンイチの紳士を見ることができる。
パンイチ紳士と湖の奥に望む美しい天山山脈とのコントラストも是非楽しんでほしい。

さて、バスターミナルだが。(話逸れがち)

こんな感じでなかなか広い。入り口には荷物検査の機械や金属探知機?のゲートもあるが、通れ通れと職員らしきおじさんが手招きしてくれる感じで、特に検査はないようだ。
余裕のあるベンチ数、有料だがトイレもある。尚建物の外、前述の公園側にもトイレがあり、こちらは無料…の気がする。。
よく見てないが軽食がいただけそうな食堂もあった(よく見ろ)。
なんならONAY!カード(バスカードね)などのチャージ機もあり、ATMもあったけどあんま使えないみたいな情報もちらほら…(不確か!)
なんとも曖昧な情報で面目ない。
ターミナルの前にファストフード店があるので、ケバブとかスナックとかジュースとかくらいなら買えそう…です。
ビシュケク行きのチケット売り場は建物向かって右端の電光掲示板付近。
そういえばわたしは当日チケットを買えたけど、当日以前でも買えるので心配な方は前もって買いに来てもいいかも。

左側のKACCAと書いてあるカウンターでチケットを買います。KACCAはチケットの意(らしい)。
チケットは1人3000テンゲ。現金でもクレジットでも支払い可能。
パスポートを要求されるのでお手元にご用意を。
カウンターのマダムが「乗り場は2番よ」と親切に教えてくださります。

我々は8時のバスで、発車20分前に乗り場にいましたが、20名くらいが待っていて、5分前くらいに運転手が来てドアを開け、わらわらと乗り込んでいく感じでした。
列は生成されなかった。笑
大きな荷物はバスのおなかに乗せられます。無料。
シートナンバーがあるのでチケットをご確認ください。
место:31(わたしのは31)って書いてるのがシートナンバーです。

客が乗り込んだ後、車掌っぽい人がチケットを確認しに来ます。チケットの中央に穴を開けていくアナログスタイル。
尚、走行方向の左側に天山山脈が位置するので、美しい山々を眺めたい方、且つカザフ語が堪能な方はカウンターで左側を所望するといいだろう。
ただし、昼間の便だと日光照射という苦行と引き換えとなることを留意されたし。

バスは定刻に発車(なんなら2分前)。一路ビシュケクへ。
わたしの乗った便は席に余裕があり、右側の席だったけど誰もいなかったから左側に移ったり、ローカルはふた席と反対側の席に足を伸ばして完全に仰臥位で眠っているなど、空いていれば割と自由。
休憩
発車して1時間半後くらいにサービスエリアみたいなところで15分くらい休憩。

トイレあります100テンゲ。
商店の品揃えは微妙だけど、お菓子、謎のジュース(見たことない系)、アイスなど買えます。

ひたすら草原を進む。だんだん緑がなくなっていく。
馬や牛、羊(ヤギ?)などが放牧されていたり、麦稈か牧草ロールが点々とあったり、その奥には天山山脈。
なんとも中央アジアっぽい。
(いや初めて来たけど)
国境
12時、出発から4時間程で国境に到着。
荷物を全部持ってイミグレへ。

左奥のドーム(?)がカザフスタン側のイミグレ。
手前には両替所やちょっとした商店などありますが、目もくれずにイミグレに進みましょう。
イミグレでは荷物検査に荷物を通して、多分だけどスタン系以外の外国人は一番左のブース。に案内された。
カザフスタン側は何にも聞かれず無事出国。
キルギス側も何にも聞かれず無事入国。
…大丈夫なんか?笑

キルギスに入るとすぐタクシーの客引きやSIMカード売りの人たちが待ち受けているけど、全くしつこくなく、全員一声で諦めていく。インドから行くと、インドが幻だったんじゃないかと思う。
インドの客引きは幻ではなくれっきとした現実だったことを思い出したので、気を確かに持とうと思ったのであった。
ちなみに売り子が売るSIMカードは多分だけど、キルギスの大手キャリア3社のうちのひとつ、MEGAが多かった…と思います。
若い女の子が声をかけにきて、
30日使い放題 500ソム(¥845)
7日使い放題は 250ソム(¥422)
って言ってた。
ちょっと他社と比べられなかったし、店舗とかの方が信頼できるので買わなかったけど。
キルギスはパスポートで登録とかいらないみたいでとてもライトな感じ。(店舗だと必要だった。別記事で)
キルギス市街地への移動手段

キルギス側抜けてすぐの様子。
両替屋と小さな商店あり。
両替は市街地と比すればレートやや悪だが(それでも0.05くらいしか変わらない)、残ってた4000テンゲ、手数料数十円(34円くらいだった)から全額両替した。
さ!ここからが問題ですよ。
きゅ、急に字がでかくなった。(怖)
人間は30分程で国境を通過するのですが、バスはもうちょっとだけかかるのです。(10分くらいだったけど)
そのバスを待たなくてはいけないのと、乗ってきたバスはビシュケクの市街地から北側に離れたバスターミナルまでしか行かないので、結局降車した後に市街地に向かうバスに乗らなくてはなりません。
なので市街地に向かう術は以下三通りが考えられる。
- ①国境から市街地に向かうバスに乗る
-
キルギス側に出てすぐの両替屋の前から34番のバスに乗る。
他にも市街地へ行くバスあるかもしれないけど乗り継ぎとかあるっぽい。
SIMあるならご自身の宿までマップで検索してみてください。
なければ問答無用で34番乗ればなんとかなる。笑ちなみにわたしが乗ってきたバスは乗客半分ほどがここでフェードアウトしたが、運転手ももう気にすることなく運行するので、後のことは気にしなくてOK。
34番バスはCHUI AVENUEや、KYIV Streetを西方向に通るバスです。
渋滞しなければ40分ほどで着くようです。料金は現金で1人30ソム?ってブログで見たけどわからん。
ビシュケク市内のバスは一律20ソムなので正しければちょっとお高い。遠いからかな。料金は乗車時にお支払いします。
- ②乗ってきたバスの終点まで乗って、市街地行きのバスに乗り換え
-
バス待ちポイント。写真奥が国境 乗ってきたバスはここに来ました。ウロウロしてたら親切なローカルが「こっちよ」って導いてくれた。他の乗客を覚えておいて、ついていけば大丈夫だと思う。覚えた人がフェードアウトしたら詰むけど。笑
終点はビシュケクバスステーション。
ちなみにフリーWi-Fiとエアコン(弱)があるので、疲れたお身体と精神を少し癒すことができます。ビシュケクバスターミナル フリーWi-Fiあるよ 市街地へ向かうバスはYandex Mapによると8T、34、104らしいけど微妙。後日市街地からここに向かうとき104番に乗ったけど、ちょっと遠いところに着いたしな。
ターミナル敷地入り口前(写真の手前側)で13番のバスに乗るのがベストかと。
Wi-Fiがあるのでここでタクシー呼ぶのもアリとは思います。
- ③めんどくさいからタクシー乗っちゃう
-
国境んとこはタクシーの客引きもたくさんいるので直で捕まえられるのと、SIMおよびYandex Goという配車アプリがある方は車呼べる。値段交渉がめんどくさい、現金まだない人はYandex Go(中欧アジアの配車アプリ)アリかなと。英語はほぼ通じないので翻訳アプリがないときつい。(あってもきつい。笑)
今Yandexで調べたら500台〜1000ソム前後で乗れるようですよ。
- ★結論 ①か③!!
-
②だと結局国境から来た34番バスに乗ることになるかもしれないしね。
国境でSIMがないまたは買わない人で、且つバス代10ソムも損したくない(①は30ソム②は20ソム)というストイックな人は②でも可。
まとめ
色々細かいこと書いたけど、以下におすすめルートを記す。
①201のバスでアルマトイのサイランバスターミナルまでいく。
②チケット買って乗る
【所要時間】 約5時間
【料金】 3,000テンゲ (約814円)
現金・クレカOK
【発車時間】 8時、10時、12時、14時、18時
③山と草原・荒野を眺めてバスに揺られる(約4時間)
④イミグレを無言で通過(約3〜40分)
④国境越えたら34番のバスに乗るかタクシーで市街地、そして安らぎのあなたの宿へ。(約30分)
ということで、いらん情報も多いですが(まじでな)、あなたの旅の一助となれば幸いです。
読んでくれてありがとうございました!ラフメット!
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