你好!(こんにちは!)
どうも、脱毛が半分ほど終わったので旅中ムダ毛など気にならんだろうとタカを括っていたら、しっかりとした存在感を示してきたことに落胆を隠せないわたしです。
誰も見ないし別にいいんですけどね。(いいんかい)
さてこの度2023年2月に台湾最高峰の玉山(3,952m)に登ってきたので、忘れないうちに書き留めておこうと思い、筆を取った次第。
玉山の概要・登り方についてはこちらの記事を参照されたし。
いや、されたし。とか言われてもね、新しい記事開くほど興味ねえわって思った人に玉山の概要を説明すると、
富士山より高い山っす。
ってことになります。(雑)
わたくし2023年初めあたりに2ヶ月ほど台湾におりましてね、その間に山何個か登りたいな〜と思っていたのですが、台湾の山って日本人にはちょっと色々めんど…ハードルお高めなのですよ。
と、言いますのも
- 高山は大体パーミット制(申請・許可が必要)
- 人気の山小屋は倍率もお高い
- 取れたパーミットの日付は変えられない
- 山小屋も予約必要
- 登山口へのアクセスが大変
…などなど、ちょっと壁が多いのです。正直ちょっとめんどくせえなーちょうどよく山岳ガイドな台湾人の友達いないかなーなんて思っていたんですが、そんな完璧な友達都合よく…
いるんです。
友達の絶対数少ないのに。
そう、いるのよ。奇跡的にわたしにはそんな最高なお友達がおりまして、台湾の山はどうだこうだちょっと相談していたわけ。
「そんなら玉山一緒に登ったげるよ。ガイド料?いらんいらん。」と、神の申し出。ヤダ素敵…。
つーわけで、ガイドに頼りきり!玉山トレッキング2泊3日!に言ってまいりました。ゲヘヘ。←
DAY0 予定の前説明は重要だって話。
嘉義から高雄へ
さて初日ですがわたしは嘉義にいて、集合は高雄だったので電車で向かいます。各停ですが40分200円ほど。台湾の交通費はめちゃくちゃ安くて非常に助かります(貧乏)。
車内はそんな混んでないにも関わらず、身体を密着させて彼氏が彼女の尻に手を当てがっている状態のカップルを静かに眺めるわたしの目が、羨望の目ではなく無だったことに、歳をとったなあと思うこの頃です。
駅でピックアップしてもらって、今回の神ガイド JINくんのおうちへ。
4年ぶりくらいに会ったけど変わってない、マイペースでボソッとおもしろいこと言うJINくん。
彼は高雄で個人の山岳ガイドをしていて、今はオフシーズンで時間があるからって今回ガイドをしてくれることに。前述の台湾の山登るのめんどい問題については全て彼が解決してくれました。
ありがてえ。まじありがてえ。m(_ _)m
JINくんちはなんか立派なマンションなんだけど、スクーターが何台かあったりしてシェアハウスらしかった。
台湾て大きな街は家賃クソ高いから、シェアハウスしてる子が多いんですよね。若い子は特に。台北に実家がある子は親ガチャ大当たりなんて話も聞きます。(なんて言葉なの親ガチャ)
常に薄い謎に包まれている本日の予定
「一緒に登る友達見つけたから〜20歳の」って聞いてたんだけど、通されたリビングにはパッキング済みのバックパックが3つ程あり、
え?20歳の子とわたしとJINくんの3人じゃないの?と謎に思いながらも、パッキングがまだだったのでJINくんに「早よせい」とケツを叩かれながら隅っこでせっせとパッキングに勤しみます。
JINくんにこれいる?あれいる?と確認しながらパッキングを終え、彼が「終わった?んじゃバックパック入れよ〜」とバンの後ろに積み込む。
積み込まれたバックパックはわたしのを入れて4つ。
…4つ?
と、その時点でバンの周りをうろうろしていた若者に「もしかして君ら一緒に玉山登るん?」「ええ」「あ、左様ですかよろしくね」と話してやっとメンツがわかった出発直前。笑
ま、いいんですけどね。
あとでもう二人増えて
戸惑いを隠せなくなることもこの時点では知らなかったですしね。笑
たまに「ここにいくよ。○時間くらいで着くよ」とかって教えてくれるんですけど、途中で急にスーパーに寄って各自おやつ買う時間があることはスーパーについてから知ったしね。
まあわからんことあったら聞くんだけど、これはあれはと聞いてやっと8割みたいな。あと2割欲しいけどだいたいだんだんめんどくさくなって申し訳なくなって聞くのやめるみたいな。
これが所謂相手の第一言語がわからずに輪の中に入る時あるある…。
というふわふわした感じでいると、なんかもう全然予定知らんのも面白くなってきて。受けてたつぜ!という心持ちになってきた超外国人のわたくし。笑
でも自分が外国人をアテンドする時にはちゃんと予定説明しようって心に誓った日になりました。笑
とりあえずJINくんにあとで山行の予定教えてね(この時点で行程知らないw)と釘を刺しながら4人で出発するのでした。
高雄から高速に乗って3時間ちょいで夕飯食べるレストランに到着。なんかサクッと食べてすぐ出る感じかと思ってたんだけど、まさかの
円卓。
そして
新たな4人と合流。
何?誰?この人らみんなと登るの?何者?若いー全然目合わないー笑
もうまさかの展開が多すぎてずっとニヤニヤしてた。w
台湾人の外食ってこんなかんじか〜とみんなの食事を眺めながら、普段自分では頼まない料理たちを黙々と食べる。
でもそこで孤独は全く感じない孤独慣れしているわたくし。キリッ。
聞いたところ彼らは同じ大学の山岳部仲間で全員大学生。JINくんは卒業したけどOBで繋がりがあるみたい。箸が転んでも笑ってるような子たちで、キャッキャと眩しく盛り上がる若人。
たらふく食べて店を後に。新たな4人のうち2人が登山パーティに加わるよう。結局バンにはわたし含めて6人の人間が乗り込み、ぎゅうぎゅうにバックパックが詰め込まれた後部座席でこっちを向いた他人のバックパックの底に触れる恐怖と戦いながら(潔癖症)本日の宿へむかうのでした。
ヤングたちとババアの夜
前泊の民宿に着く頃にはあたりはもう薄暗くなってて。JINくんにふんわり宿のこと説明してもらって、みんなシャワー入り出したから流れに乗ってシャワーして。明日早いしパッキング確認して早めに寝るんかなと思ってたら
「これから町に降りて
フライドチキンとかビールとか買うけど行く?」
お前らまだ食うんかw しかもフライしたチキンなぞ! え?しかもシャワーした後に外出すんの?(潔癖)
となったのはわたしだけで、カントリー(ジェネレーション?)ギャップを感じて驚いたこと今回結構ありましたね。夕飯たらふく食べてからまだ2時間半しか経ってないのにな〜すげえな。
まあ食べれたか、若い頃…ちょっと前は。
晩酌してちょっとワイワイして寝るんだなきっと。自分のババア度の高さを改めて実感し、戒めた夜になりました。
で、買ってきたフライ系おつまみでワイワイして、唯一の外国人であるわたしへの興味が溢れ出す20代前半の若人たちからの質問攻めに丁寧に対応するわたくし。「アルクサン、アルクサン」と興味を持ってくれる4人のヤングたちはとても可愛らしく、母親…姉のような気持ちでみんなを眺めておりました。
あとはJINくんにようやく山行予定を聞いて、ヤングたちを残して自室へ戻りパッキングを終わらせて入眠した次第であります。
はあ〜…
長い一日だった。w
さて次回はいよいよ登山開始!どうなることやら。
読んでくれてありがとう。謝謝!
再会!(またね!)
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