【ネパール】エベレスト街道2023秋③ 細かすぎる宿・食事・買い物まとめ

ナマステ〜こんにちは!

最近引きこもりすぎて運動不足がやばかったので、ゆるく筋トレを再開してみたんです。たった8分間の尻トレをやっただけなのに、翌日尻の筋肉痛で挙動がババアに。伊達に旅前比較5Kg太ったままじゃないわと思いました。

さて、そのデブが去る2023年10月に19日間かけてエベレスト街道でトレッキングを敢行。クラシックルートのジリからスタートし、3パス、EBC、ゴーキョを歩いてきました。これから行きたいという方の参考になればと、その色々を紹介していきたい所存。

エベレスト街道には、ロッジとレストランが併設された施設がかたまる集落がいくつもあり、そこにお世話になりながら進んでいきます。今日は宿の基本的な設備や、食事の感じ、おまけでエベレスト街道でのお買い物についてご紹介していきます。

基本まとめはこちらから。

※2023年の情報、且つ素人まとめですので、実際に行かれる際はまともなところ(?)で情報収集してから行かれてくださいね。 特に数字は変動する可能性がありますので目安程度にしていただき、最新の情報をチェックしましょう。

参考動画ご用意あります、はい。

目次

エベレスト街道の宿

ゴーキョレイクのほとりのまちゴーキョ。

トレイルではエリアにもよりますが1〜2時間も歩けば、何らかの集落を目にすると思います。宿以外の建物もあって村人が家畜を飼いながら普通に暮らしているような村と言える集落や、標高が上がってくると宿だけが集まった集落、なんかポツンと一軒二軒だけある宿など。

特にルクラあたりからナムチェまでは、途切れることなくあるような感覚で立派なお宿がトレッカーを待ち構えています。いやさすがに途切れはするけども。EBCのメインルートはトレッカーが多いので金回りがよく(笑)、施設も充実しておるようです。EBCやゴーキョ以外の高所、クラシックルートでは質素な宿が多いです。

猫に癒されたブプサの宿

時期によっては予約しておかないと満室でラウンジで寝なければならなくなることもあります。ハイシーズンでしかも滞っていたフライトが解禁された後なんて特に、ロブチェやゴラクシェプあたりは予約必須。わたしはロブチェとゴラクシェプ以外は予約なしでいけましたが、その他の地域でも予約していった人や予約しないでラウンジ泊だった人の話は耳にしました。なんか混んできたな〜と感じたら宿の人に「次、予約した方がいいかなあ?」って聞いてみたらいいと思います。

泊まる予定の前日〜2日前くらいに泊まってる宿の主人に頼めば電話で予約してくれます。その際宿は選べないと思いますが、宿選びの手間が省けると思えば楽かも。

ロブチェの宿。写真下手すぎんか。

あとソロの方は、悲しいかなソロが故に宿泊を断られることがあります。ツインに1人でも2人分の部屋代払うんだからいいじゃんと思いがちですが、ツインには2人入れてご飯代も2人分稼ぎたいという商売人の言い分もあるのかと。あとそもそも集落にもキャパがあるので、できるだけ多くの人が泊まれるようにという配慮でもあるかと。

そういうわけで(知らんけど)ソロトレッカーはちょっと苦労するかも。断られたらもうトボトボ宿を後にして中指をたてるしk…後にするしかありません。まああちら様も商売ですし、キャパオーバー回避は重要なので致し方ありませんがな。

基本的な設備

ほぼ全ての宿がレストランを併設しています。到着してお茶で一息つくこともできるし、ランチだけ食べてまた歩き出すのもOK。陽当たりの良い窓に囲まれたチベット風のラウンジが多く、窓際にベンチとテーブルが並ぶので陽が出ているうちは気持ちが良いです。寒いけど。テラスがあるところも多いですね。ラウンジの中央などにストーブが設置され、夜はみんなそれを囲んでワイワイしたり…しなかったり。

わたしが実際に泊まった宿は日記でぼちぼち紹介していきますね。以下設備の紹介。

部屋

シングルベッド2台の個室がほとんどで、たまにシングル・ダブル1台の部屋も。造りは大体簡素で隣の部屋の音はほぼ筒抜けである。本気の鼻歌は控えた方がいい。布団はデフォルトでついてるとこと、ついてないとこがある。なくても主人に聞けば貸してくれるので心配は無用。枕もある。リネンはたぶん毎日天日干ししているけど、洗濯はされていないのでご覚悟を。

ドアの鍵はほぼついているが、鍵は100%南京錠でしかもだいたいクソでかいキーホルダーがついている。1DAYハイキングとかいく時はフロントで預かってくれるかもしれないが、その辺は各々の防犯意識でご判断を。気になる人は自分で南京錠持ってくのもアリ。重いけど。

ナムチェの宿シングルだった。500NPR
トイレ・洗面

基本的に共用。ナムチェ以南では部屋についているタイプもないこともない。トイレは和式…いやネパール式だったり洋式だったりする。洋式の形を成していても桶に水を汲んで手動で流すところもあるので、油断してはいけない。ペーパーはもちろん持参したものを使い、トイレには流さずゴミ箱へ。洗面はロブチェくらいの緯度になると朝は蛇口が凍るので手も洗えない状況になることも。夜のうちに水かお湯をもらっておくのを忘れないようにしよう。ちなみにトイレの水カメの水も凍る。笑

とても綺麗なお便所。洋式だが手桶で流す罠が仕掛けられている。
シャワー

パンボチェまでは有料のホットシャワーを確認したが、それ以北は寒くてシャワーに入る気にならなかったので調査せず。ヌンタラ200NPR、ナムチェ600NPR、パンボチェ700NPR。水シャワーなら課金せず入れるところもあるが、ナムチェ以南だとしてもだいぶ苦行である。ホットシャワーはガス、ソーラー、熱湯バケツタイプがある。

洗濯

洗濯できる洗い場やタライ、干場があると非常に得点が高い。洗濯バサミまであると完璧だ。タライがない場合に備えて折りたたみバケツを持っていく方もいるらしいが、重すぎるので私は厚手のポリ袋で代用。ナムチェから北では洗濯する気にならない気温になるので、洗濯環境は眼中になかった。ちなみにわたしが泊まったナムチェの宿は、洗濯機があってランドリーサービスもしているという充実ぶりであった。

ブプサで洗濯。陽が隠れてしまい全然乾かなかった笑
ストーブ

標高が高くなってくると夜はラウンジでストーブを焚いてくれるので、18時〜19:30あたりは暖を取れる。以降は燃料(ヤクの糞)を追加しないのでだんだん寒くなっていく。強火のうちに暖をとってそのまま寝袋に直行がクレバー。朝は焚かないので温かい食べ物で暖まるべし。

充電

ナムチェまでは電気が通っているので無料で充電が可能。個室にコンセントがあるかはまちまちだが、なくてもラウンジでできるところが多い。ナムチェから奥は電源がソーラーなので有料になる。個室からコンセントは消え、ラウンジで充電してもらうことに。パンボチェではスマホフルチャージで300NRP。高度と比例して高くなっていく。故に、ソーラーパネルをバックパックに引っ掛けてるトレッカーも多い。

 ちなみにプラグのタイプは

ネパールのプラグタイプはB・C型で、B3やBFにも対応しているコンセントもあってちょっと複雑。日本のA型にも対応しているものもあるが、全てではないので変換プラグを持参、または現地で購入しよう。ネパールしか行かない旅行の場合は現地購入もおすすめ。理由は書くと長いんで端折る(端折るんかい)。電圧は220V。山に持っていくようなガジェット(スマホやカメラなど)なら変圧器はほぼ不要だが、一応アダプタの表記を確認しよう。

宿泊費

基本的に宿代は安く、食事を宿で取れば概ね200〜500NPRくらい。2人部屋で2人ならこの額をシェアする形になる。ネパールのロッジ界隈では、朝・夕食を必ず宿でとるという暗黙の(?)ルールが適応されており、宿屋は食事代で儲けを出している模様。どこかの宿のメニュー表には「他のレストランで飯食ったら宿代は2,500NPRになるで」って注意書きが。

ゴラクシェプやゴーキョあたりの高地では宿代が1000NPRしますが、これは集落で価格を揃えているらしく、おそらくハイシーズンだとディスカウントは通用しません。ていうか200NPRとかで泊まってたら1000NPR高いって思うけど、日本やヨーロッパではEBCより標高低いのに倍以上しますからね。ほんとありがたい話です。観念して1000NPR札をお納めください。笑

お支払い方法

まさかのJCBも使えるという充実ぶり@パクディン

あとお支払いは基本的に現金のみですが、ルクラ〜ナムチェではクレジットカードでも支払えるっぽい看板をお見かけしました。ただ地上よりも高いであろう手数料がどのくらいなのか未知なので、利用した方は是非教えてください。笑

領収書かノートにオーダーを自分で書いていって、チェックアウトの朝に精算するのがネパールスタイル。自分で書くので明瞭会計、スタッフが書いたとしても領収書がシンプルでわかりやすいので安心です。夕食と翌朝の食事時間も書いて伝えておくとサーブがスムースです。

食事

メニューはネパール・チベット料理と欧米寄せの洋食がメイン。前者はネパールの国民食ダルバートやトゥクパ、モモ、チョウメン、シェルパシチューなど。後者はサンドウィッチ、ピザ、パスタなど。あと芋料理も豊富。値段は標高と比例して高くなっていきます。

肉は場所によってありますが、高価かつ衛生管理に安心できなかったし、特に肉食欲も湧かなかったのでわたしは食べていません。…1回しか。笑 というわけでトレッキング中は菜食に加えて運動量もあるので稀に見る快便でした。(聞いてない)

メニュー紹介

【ダルバート】
おかわり自由なのでコスパが良い。品数は宿によるが、最低でもごはん、ダル(豆スープ)、タルカリ(おかず)にはありつける。わたしは基本昼を食べないか携帯食で済ませ、17時ころにダルバートを爆食するのをルーティーンとしていた(貧乏)。価格は350〜1200NRP。

【フライドライス】
朝ごはんほぼ毎日これでフードファイト。朝に米食べないともたない日本人。

【オートミール】
メニューの表記はオートミールかポリッジ。プレーンはミルクがゆで、りんごやバナナバージョンもある。写真はりんごポリッジ。基本ほぼ無味。お好みで砂糖を入れることができる。

【トゥクパとアップルパイ】
トゥクパはチベットの麺料理。麺も柔らかくて胃に優しい味。アップルパイは頑張った日のご褒美に。意外とでかいので一食にもなりうる。揚げたてでシナモンも効いて美味い。

【シェルパシチュー】
テントゥク(麺が短いきしめんバージョンのトゥクパ)との明確な違いはないらしい。笑 テントゥクより野菜が多めで、たまに米とか数種類の麺が入っているので、わたしの中ではあまりもので作った山の麺料理と定義した。

【飲み物】
マサラチャイ、レモンティー、ココアなど色々。甘くて温かい飲み物は疲れた体に沁みるが、トレッキング終盤にもなると立派な砂糖中毒に仕上がる。カップ以外にポットでも頼むことができるので、人数がいるとポットの方がお得。1人だとスモールサイズでもお腹タプタプになる。お湯を頼んで、持参したインスタントの何かを飲むのもアリ。冷たいのはコーラとかファンタとか。おすすめしないがビールなどアルコールもある。

トレッキング中の買い物

たぶんディンボチェの商店。

トレイル上で渡り歩く集落にはだいたい小さな商店があり、クッキーなどのおやつや飲み物、トイレットペーパーなど消耗品は割とどこでも買うことができます。ポーターさん、ヤクさん牛さん馬さんまじあざす。

値段は高度相応に跳ね上がっていきます。ゴラクシェプでプリングルスがすげー値段してた。確か1,000いかないくらいNPR。いってたかな?エリアによっては生理用品とかビール・タバコとかも。ルクラやナムチェにはお土産も売ってるくらいまじでなんでもあるので、「やっべ忘れた」ってなってもどうにかなるので大丈夫ですよ。

装備・持ち物についてはこちらの記事をご参照ください!

まとめ

以上宿と食事まとめになります。

山の食事はわたしにとって景色に次ぐ癒しなのでとても重要。メニューは各宿だいたい同じですが、味付けなどは宿でそれぞれなので料理も楽しみながら歩けました。わたしは洋食はあまり食べませんでしたが、ネパール風のアレンジが加わり新鮮との意見も聞きましたので色々試してみるのも楽しいかも。

情報載せすぎるとネタバレになってつまんなくなるなって書きながら思いました。どう?書きすぎ?バランスが難しいもんですね。

読んでくれてありがとうございました!また次の記事でお会いしましょう。ダンにゃワード!

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この記事を書いた人

ときどきバックパッカーするアラフォー
(before40の方)
性別:女
特徴:文章が回りくどくて長い
好きな食べ物:あんこ、ずんだ餅、れんこん、ごぼう
嫌いな食べ物:レバー、わさび

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