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ガウマルジョバ!こんにちは!
今日はジョージアを歩いていて面白いと思ったことや、びっくりしたことについてまとめて報告していこうと思います。自由で柔軟で型にはまらない、ジョージア人の奔放な生き方には驚くこともあるかもしれません。笑 現地に行って驚きすぎないように、わたしが予習をお手伝いいたします。
「ジョージアの」って書いてるけど、主に長期滞在してるクタイシのことなのかもしれません。トビリシのことも書いてますが、都会とは違う部分もあるかと思われます。悪しからず。笑
なんか日本と違うところを挙げていくと、ディスってる印象与えちゃうかもしれないですけど、全然ディスってないんです。違いがあって当然ですし、それを楽しむのが旅行の醍醐味だと思っています。愛すべきジョージアの特徴をお伝えしたいだけなのですが、とはいえもし書き方で不快にさせてしまったらごめんなさいね。
では謹んで…いってみよ!
車関係
どこでも路駐できる


ジョージアには車庫証明制度がない。いや多くの国でないんだけど、それにしたって路駐が多すぎて笑える。中心部の路駐はさすがに有料っぽいけど、住宅街の道路と歩道は彼らにとって駐車場なのである。笑
路肩に寄せる気が全くない自由奔放天真爛漫な路駐をする方も多いですね。それでも文句を言う人がいないのがジョージア。とてもおおらかな国です。笑
駐車にルールなんてない!


(左)道路・歩道・駐車場のすべてにまたがっているね?誰も乗ってないんですよ。
(右)左の2台出られないね?右の車には誰も乗ってないんですよ…不思議ですよね。

駐車スペースなかったら、作ればいいのよ。通り道に!!笑
我々日本人には到底発想も出来ないような独創的な駐車の仕方を編み出すジョージア人は、天才なのかもしれない。
3車線中最大2車線までは路駐可

学校のお迎えの車でごった返す道路。本来3車線ある道路なのですが、1車線を残してあと路駐の車で埋まっています。なんなら路肩も合わせて3列できてる…笑
車は走ればいいんだよ。多少の損傷なんて気にしないね。




修理工場でしかみないような車の損傷を街中で見ることができます。リアガラスをビニールテープでぐるぐる巻きにした車なんてなかなかお目にかかれないですよね!ま、右下の車は流石に走れないけど、公道に置いておくもんでもないよね?笑
きっと来月のボーナス待ちなんだよね?
大体のものは乗用車で運べる


ジョージアの乗用車は大変力持ちで(違う)、車体と同じくらいの大きさのものでもその屋根に乗せて運んでしまいます。他にもでっかいソファとか洗濯機、金属とか木の長〜い資材なんかもよくお見かけします。車体からはみ出たり、詰め込みすぎてトランクが開いたままで走っていることもザラです。
まあでも、なんでも乗用車に乗せる技術には長けていますよね。笑

トラックは牧草に限り、過積載が見受けられます。夏・秋の風物詩かな。そもそも過積載に関する法律とかあるのかな。インドに比べたら可愛いもんですが。
信号ガン無視、フライングは日常茶飯事

赤になって間もないとかじゃないです
車通りが結構あるところでもです。笑
ジョージアでは、道路の構造によって車と歩行者の信号が時間差であることがあります。
例えば左折車(日本でいう右折)を先に行かせて、時間差で次に歩行者の信号が青になる方式のところだと、左折車が青信号になった瞬間にフライングして歩き出す人があとを断ちません(歩行者の信号はまだ赤)。時間差の意味よ。
子どもを連れて信号無視する親もいるので、あらゆる世代で交通ルールのリテラシーは高くないと思います。あとは思わず「おお…」と感嘆の声が漏れてしまうような独創的な運転する人もいらっしゃいます。笑
一方で、信号のない横断歩道で車が止まってくれる率は高いです!
公共のスペースはわりと自由に使える


地下通路とか歩道に商売道具を恒久的に(?)置いておいたり(許可制なのか?)、歩道は家屋工事時の資材置きになったり、ちょっとしたDIYも歩道で行うことができます。あと車両修理工場前の歩道は多分私有地なんでしょうね(そんなことはないよ)、作業場及び廃車置き場になっているのを見かけます!足元お気をつけあれ!
タバコ
ジョージアの男性の喫煙率はなんと54.7%、世界第6位!(2022年)
タバコに関しては他と違って茶化せない。キリッ。いやタバコ自体は別に好きに吸ったらいいんですけど、その扱いがなかなか日本ではみられない感じ。現地に行ってびっくりしないで欲しいので書いておきます。いやびっくりしても欲しいが。笑
歩きたばこ多すぎ
これはもうやばいですね。小さい子ども抱っこしながらとか子どもと手繋いで歩きながらとか普通です。驚愕。
吸い殻ポイ捨て多すぎ

多分携帯用灰皿は存在しない。というか概念、存在を知らないと思う。吸い殻はその辺に捨てるものだと思っている。息をするようにポイ捨てする。道路の排水溝は吸い殻入れだと思っている。
ジョージアは世界で2番目にキリスト教を国教とした国。十字架や教会を見たら胸で十字を切る敬虔な人も多いのですが、ポイ捨てを神様に見られてる的な感覚はないのでしょうか?笑 そもそも悪いことと思ってないのか、キリスト教にお天道様が見てる的発想はないのか。
なんにせよ、ポイ捨てはおばさん激おこです。ごめんなさいねただの毒吐いて。笑
ただ近年は少〜しずつ、分煙というものは導入しているようです。公共の建物の屋内ではダメよとか。
ちなみにタバコはひと箱一番高くて3€くらいらしい。(2025年時点)まあまあするよ?ちょっと我慢したら車直せるよね。笑
墓石のセンスよ

ジョージアでは生前のお姿を墓石に彫るのが伝統…ではないだろうから流行りなのかな?
不謹慎で申し訳ないんですけどもね、よりにもよってなぜ普段着でしかもポッケに手を突っ込んでタバコふかしてる瞬間を切り取るのかとか、サングラスかけてるけど肖像の意味とは…!!とか様々ツッコミどころありますが、わたしはこういうの、とてもいいと思います。笑
きっとこの切り取り方が生前の彼らを一番よく表現できているのでしょう。下手にバッチリキメて撮った遺影写真より、普段着でありのままの姿の方が故人をより深く愛しめるというか。
なんか彼らの死がただの悲しいもので終わらない感じが国民性を表しているというか…いやーごめんなさいねシンプルに面白くて好きです。ウケ狙いじゃないところがまた最高です。笑
ちなみにルーマニアに陽気な墓という面白いお墓があるんですが、写実的な分こちらの方がシュール…いやあちらもシュールなんだけど、いい勝負です。笑
アニマルたち
住宅街に家畜がいる


田舎町の道路ではそりゃ当然いますけどもね。クタイシは一応ジョージア第三の都市なんですが、なんか…普段どこで過ごしているの?っていうようなところでも家畜たちの姿は度々目撃しております。とても和みます(^ω^)笑…もちろん街の中心部ではないですが、すごい郊外とかでもないんですけどね?笑
野良犬多い


ジョージアでは野良ワンコは殺処分せずに予防接種をして(去勢・避妊も?)、野に戻すスタイルだそうです。処置が済んだ犬の耳にはタグがついています。ネコちゃんも多いけど多分管理はされてないかな。
地元の人がよく餌をあげたり寝床を作ってあげたりしていて、可愛がっているおかげかは分かりませんが、おとなしくお利口な子が多い印象はあります。散歩してたらトタトタ付いてくる子とか、外で何か食べてたらジっと見つめておこぼれを待ってる子とかいますけど、ランニングしてても急にアホみたいに威嚇してきたりする犬は見ませんでした。柵の中の飼い犬の方が吠えまくってた。笑
インドのクso…犬とは大違いです。やはり愛されるって大事…笑
あとジョージアは道端に謎のパンが落ちていることが多いんですが、これは地元の人が犬にあげたものである可能性が高いです。笑
でもタグがついてない犬もいるし、危ないは危ないので不用意に触れたりはしないようにしましょうね。狂犬病はまじで死ぬから、もし噛まれたらすぐ洗って、速攻で病院行ってくださいね。
人が倒れている

「アニマル」に分類してごめんなさいね。笑
その辺を歩いていると急に倒れている人とかいて、救急車案件か!?と身構えることがあります。地元の人はスルーだったり、チラ見したら顔が真っ赤でムニャムニャしてたりと、高確率で酔っ払いの成れの果てであることが多い(それでも急性アルコール中毒だったらやばいんですけど)。ジョージア人は酒に強いんだか弱いんだかよく分かりません。笑
道端でフラッフラの酔っ払いおじさんに絡まれることもありますので、特に女性は本当に気をつけてくださいね。BBAもね。笑
ケーキ屋に誇りがない(そんなことはない)



これはクタイシ、しかも特定のお店の話になってしまって申し訳ないんですけど、ラファエロっていう市内に何店舗も展開するケーキ屋さんの話です。
写真にあるように、お持ち帰りの容器がサイズギリギリアウトとか、プラ容器ですらなくビニール袋に入れてくれるとかという、雑な所がわたしは気に入っていたりします。
日本ではケーキ屋さんで買うケーキって人に感謝とか祝辞を乗せて贈ったり、頑張ったご褒美とか、ちょっとだけ特別な意味を持つことが多いですよね。だからケーキ屋さんも大切に大切に作ってくれてなんだか芸術作品かのように大切に大切に扱ってくださるけど、そういう誇り的なものが全く感じられない(そんなことはないと思うけど笑)ジョージアっぽい商魂に全振りした姿勢が好きです。笑

スーパー
横入りの横行
「おばちゃんパワー」と「私老人です優先してよ圧」を遺憾無く発揮してきます。もはやどさくさに紛れてと言うレベルではなく、列に対して直角に横入りしてきます。まじ強いです。笑
レジの人も気にしてないというか、特に並んでた人に配慮はありません。たまに列の順番優先してくれるレジの人いるんですけど、迂闊にも感動してしまいます。
レシートはくれないのがデフォルト

お店によりますが、ジョージアではレジの機械とクレジットカードの読み取り機が連動していないことが多くて、読み取り機は手入力であることもあるのです。入力間違いの可能性も0ではないし、家計簿もつけてるのでわたしは必ずレシートをもらうようにしているのですが、こちらから言わないとくれないことが多いですね。笑
言う前にレシートくしゃってして捨てられて、ゴミ箱探してもらったこともあります。めんどくさそうに探してるし後ろ詰まってたから諦めましたが…。笑
あとレシートくれてもその辺にポイはデフォルトなので、いちいちイラっとしてたら精神衛生に悪いので気にしないようにしましょう。笑
値札がない

特に小さな商店とかですが(大きいスーパーでもたまにある)、商品が陳列されている棚に値札がないことが多いです。たとえば一つの棚に5種類の商品が並んでいても値札は3つだったりする。店員に聞いてもわからんことが多い。
なので、わたしはバーコードの数字で識別するという日本ではしたことのない工夫をして過ごしています。それでもわからなかったら購入を諦めてそっと棚に戻すか、一か八かでレジに並びます。笑
そう考えると日本てなんて快適なんだろうと思いますね。客に買ってもらう努力を怠らないということなんですけど。値札を正しく付けるのも、細かいお釣りを用意しておくのも、値段わからないから買わない、お釣りないなら買えない、っていう売上を失うパターンの回避につながるわけであって、そういう最低限の努力をしないために逃した売り上げのことは考えないのかなあ、って、思いました。笑 当たり前だと思ってたけど、違った。笑
まあそういうトラブル(?)があれば現地の人と喋る機会も増えるので面白いっちゃ面白いんですけど。笑
独特な品出し

嘘だと言ってくれ。
まとめ

いかがでしたか?特に車関係ですが
自由が過ぎるよジョージア人!って思いながら生活しています。笑
でもこういうジョージアの自由さがわたしは結構好きなのです。
ルールにガチガチに縛られず、常に柔軟で独創的であるという点では見習う部分があるかもしれませんね。…ないか?笑
もしかしたらジョージアだけじゃなくて他のコーカサスや、中央アジアの国にも共通するところもあったかもしれません。どこがどうだったとかもう忘れましたが。笑 この辺り行かれる方の、心の準備になれば幸いです。
また将来、「こんなんじゃなかったよ!もっとちゃんとしてたよ!」と言うコメントが届いたら嬉しい限りです…いや、ちょっと寂しいかな。笑
ジョージアでの心のツッコミを披露して、私もスッキリいたしました。ありがとうございました。
読んでくれてありがとうございます。マドロバ!
またね。

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