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プリヴィエット!こんにちは!
インドはナガランド方面うろうろするつもりだったけど、中央アジアのトレッキングがシーズンなので、すんなり…苦渋の決断をしてこっちに来ましたわたしです。現在キルギスはビシュケク。
本日はなかなか情報に乏しい中央アジア移動情報(…いやなんか最近は中央アジア人気らしくそんなこともないらしいですね?)!
カザフスタンのアルマトイからキルギスのビシュケクまでのバス移動について、情報共有していきたいと思います!
では早速!
以下料金や時間、発着地点などは2025年7月の情報です。
色々変更の可能性ありますので、未来の皆さんは目安程度にお考えくださいね。
概要
距離的には240kmほどですが、途中国境を越えたり市バスを待ったりするので、わたしの時はトータル6時間ほどかかりました。
ビシュケクのターミナルは市街地から離れているので、宿の場所によっては移動方法要検討。(後述)
でも乗降場両者で市バスがあるのでご心配なく。
アルマトイのバスターミナル行きバス

アルマトイのサイランバスターミナルへは201番バスで行けます。
Tole Bi streetに沿って進むバスなので、ご自身の宿から最寄りの同通り上のバス停からどうぞゲットオン。
市街地中心部からなら30分程で到着します。

中央アジアで便利な地図アプリ
中央アジアではGoogle Mapが急にポンコツになるのでYandexMapsか2GISという地図アプリの利用がおすすめです。
↓ダウンロードや登録にちょっと難ありな部分もあるので別記事で解説しています。2GISは紹介リンク貼れないので、YandexMapsのみ貼っておきます。

YandexMaps
バスの乗り方は別記事にまとめる。…かもしれない
\\ COMING SOON //
アルマトイバスの乗り方
ビシュケク行きバス
サイランバスターミナル

サイランバスターミナルは、アルマトイの西側に位置するバスターミナル。アスタナやシムケントなどの国内線をはじめ、ウルムチ、ビシュケクなど国際線も扱っている。
ちなみに、ターミナルすぐ横のオゼロ・サイランという湖のほとりには綺麗な公園があり、タイミングが合えば日光浴に勤しむパンイチの紳士を見ることができます。
パンイチ紳士と湖の奥に望む美しい天山山脈とのコントラストも是非楽しんでほしいです。(?)

サイランバスターミナル内観
さて、バスターミナルですが。(話逸れがち)

こんな感じでなかなか広い。入り口には荷物検査の機械や金属探知機もありましたが、いいから通れ通れと職員らしきおじさんが手招きしてくれる感じで、特に検査はないようでした。
余裕のあるベンチ数、有料ですがトイレも。尚建物の外、前述のパンイチ公園(違う)側にもトイレがありました。
よく見てないけど軽食がいただけそうな食堂もあった(よく見ろ)。また、ターミナルの前にファストフード店があるので、ケバブとかスナックとかジュースとかくらいなら買えそうです。
なんならONAY!カード(アルマトイのバスカード)などのチャージ機もあり、ATMもあったけどあんま使えないみたいな情報もちらほら…(不確か!)
なんとも曖昧な情報で面目ないです。
チケット売り場とバス乗り場
ビシュケク行きのチケット売り場は建物向かって右端の電光掲示板付近。

左側のKACCAと書いてあるカウンターでチケットを買います。KACCAはチケットの意。
チケットは1人3000テンゲ。現金でもクレジットでも支払い可能。
パスポートの提示を要求されるのでお手元にご用意を。
カウンターのマダムが「乗り場は2番よ」と親切に教えてくださります。
そういえばわたしは当日チケットを買えたけど、当日以前でも買えるので心配な方は前もって買いに来てもいいかもしれません。

我々は8時のバスで、発車20分前に乗り場にいましたが、20名くらいが待っていて、5分前くらいに運転手が来てドアを開け、わらわらと乗り込んでいく感じでした。
列は生成されませんでした。笑
大きな荷物はバスのおなかに乗せられます。無料。
シートナンバーがあるのでチケットをご確認ください。
место:31(わたしのは31)って書いてるのがシートナンバーです。

客が乗り込んだ後、車掌っぽい人がチケットを確認しに来ます。チケットの中央に穴を開けていくアナログスタイル。(QRコードついてるのに)
尚、走行方向の左側に天山山脈が位置するので、美しい山々を眺めたい方、且つカザフ語が堪能な方はカウンターで左側を所望するといいでしょう。
ただし、昼間の便だと日光照射という苦行と引き換えとなることを留意されたし。

バスは定刻に発車(なんなら2分前)。一路ビシュケクへ。
わたしの乗った便は席に余裕があり、右側の席だったけど誰もいなかったから左側に移ったり、ローカルの人はふた席と反対側の席に足を伸ばして完全に仰臥位で眠っているなど、空いていれば割と自由。
休憩
発車して1時間半後くらいにサービスエリアみたいなところで15分くらい休憩。

トイレあります100テンゲ。
商店の品揃えは微妙だけど、お菓子、謎のジュース(見たことない系)、アイスなど買えます。

ひたすら草原を進む。だんだん緑がなくなっていく。
馬や牛、羊(ヤギ?)などが放牧されていたり、麦稈か牧草ロールが点々とあったり、その奥には天山山脈。
なんとも中央アジアっぽい。
(いや初めて来たけども)
国境
12時、出発から4時間程で国境に到着。
荷物を全部持ってイミグレへ向かいます。

左奥のドーム(?)がカザフスタン側のイミグレ。
手前には両替所やちょっとした商店などありますが、目もくれずにイミグレに進みましょう。
イミグレでは荷物検査に荷物を通して、多分だけどスタン系以外の外国人は一番左のブース。に案内されました。
カザフスタン側は何にも聞かれず無事出国。
キルギス側も何にも聞かれず無事入国。
…大丈夫なんか?笑

キルギスに入るとすぐタクシーの客引きやSIMカード売りの人たちが待ち受けているけど、全くしつこくなく、全員一声で諦めていきます。インドから行くとこの人たち幻なんじゃないかと思うけど、確かな現実で、同じ人間だということに驚愕します。
ちなみに売り子が売るSIMカードは多分だけど、キルギスの大手キャリア3社のうちのひとつ、MEGAが多かった…と思います。
30日使い放題 500ソム(¥845)
7日使い放題は 250ソム(¥422)
って言ってた。
他社と比べられなかったのもあり、店舗とかの方が信頼できるので買いませんでしたが。
ビシュケク市街地への移動手段

キルギス側抜けてすぐの様子。
両替屋と小さな商店あり。
両替は市街地と比すればレートやや悪だが(それでも差は僅か)、残ってた4000テンゲ、手数料34円くらいだったから全額両替しました。
さ!ここからが問題ですよ。
きゅ、急に字がでかくなった。(怖)
人間は30分程で国境を通過するのですが、バスはもうちょっとだけかかるのです。(+10分くらいだったけど)
そのバスを待たなくてはいけないのと、乗ってきたバスはビシュケクの市街地から北側に離れたバスターミナルまでしか行かないので、結局降車した後に市街地に向かうバスに乗らなくてはなりません。
なので市街地に向かう術は以下三通りが考えられます。
- ①国境から市街地に向かうバスに乗る
-
キルギス側に出てすぐの両替屋の前から34番のバスに乗ると、市街地へ一本で行くことができます。渋滞しなければ40分ほどで着くようです。
料金は現金で1人30ソム?ってなんかで見ましたがわたしは乗ってないのでわかりません。
ビシュケク市内のバスは一律20ソムなので正しければちょっとお高い。遠いからかな。ちなみにわたしが乗ってきたバスの乗客は半分ほどがここでフェードアウトしましたが、運転手ももう客の人数など気にすることなく運行するので、後のことは気にしなくてOK。
逆に言えばビシュケクまで乗るつもりなら、うまくキャッチできないと置いていかれる可能性があるということです(客の数カウントしないので)。笑
【メリット】
・乗り換えが1回で済む。
・乗ってきたバスを外で待たなくていい。(夏のキルギスは暑い)
【デメリット】
・バスが混雑していたら、乗ってきたバスよりは疲れるかも。
・後者の方が広くて快適ではあるので。
・後述②より10ソム高いかもしれない。 - ②乗ってきたバスで終点まで行き、市街地行きのバスに乗り換え
-
国境を超えたあと、乗ってきたバスがとこに停まるのかはアナウンスがなかったので(あったかもしれないけど「国境の向こうでね!」とかそんな雑なレベルだったと思う)少し心配でした。手前でウロウロしてたら親切なローカルが「こっちよ」って導いてくれて、見覚えのある人たちと待つこと10分ほどでバスが来ました。
他の乗客を覚えておいて、ついていけば大丈夫だと思います。覚えた人がフェードアウトしたら詰むけども。笑

バス待ちポイント。写真奥が国境 同じバスに乗り込んで、終点ビシュケクバスステーションまで。
ちなみにフリーWi-Fiとエアコン(弱)があるので、疲れたお身体と精神を少し癒すことができます。
ビシュケクバスターミナル フリーWi-Fiあるよ 市街地へ向かうバスはYandex Mapによると8T、34、104らしいけど乗り場が微妙です。後日市街地からここに向かうとき104番に乗ったけど、ちょっと遠いところに着いたしなあ。

ターミナル敷地入り口前(写真の手前側)で13番のバスに乗るのがベストかと。
【メリット】
・ビシュケクのターミナルまで広いバスで行けるので快適区間が広い。
・①の34番バスより10ソム安いかも。
【デメリット】
・国境越えたあと、乗ってきたバスを外で待たなくてはいけない。
・乗ってきたバスを国境で捕まえられるかちょっとドキドキする。
・乗り換えが2回になる(国境とバスターミナル)。参考までに13番と34番のルート載せときます。通りは違いますが両者共にビシュケクの中心街を東から西へ横断するような路線を取ります。宿が近い方を選んでもいいと思います。


- ③めんどくさいからタクシー乗っちゃう
-
国境出たところにはタクシーの客引きもたくさんいるので直で捕まえられるのと、SIMおよびYandex Goという配車アプリがある方はタクシーを呼ぶことができます。あとビシュケクバスターミナルまで行けばWi-Fiがあるので、そこで呼んでも◎。
英語はほぼ通じず翻訳アプリがないときついので(あってもきつい。笑)、移動前に翻訳アプリのキルギス語かロシア語をダウンロードしておくべし。
今Yandexで調べたら500台〜1000ソム前後で乗れるようですよ。
【メリット】
・早くて楽ちん。宿まで行けるの最高。
【デメリット】
・料金が高い。
・値段交渉がめんどい。
・YandexGoはWi-Fiが必要。
- ★結論 どれでもいい
-
それぞれメリットデメリットあるので、宿の場所とかお疲れ具合とか、貧乏の程度で選んでみてください。
まとめ
色々細かいこと書いたけど、以下におすすめルートを記す。
ということで、いらん情報も多いですが(まじでな)、あなたの旅の一助となれば幸いです。
読んでくれてありがとうございました!ラフメット!







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