你好ぉ〜こんにちは。
台風のために登山を中止したので、雨がじゃんじゃん降ってくれた方が行かなくてよかったと自分に言い聞かせられるのに割と晴れている花蓮からお送りしております。
きっと山の上は雨…きっと爆風…
という呪文を唱えています、わたしです。
さ、嘉明湖最終日いきましょ。
DAY3 向陽山よりドリトス
2時起床、暗闇の中朝ごはん食べて出発。我がキャベツは今朝も活躍。さむいので短パンの上からももひき履いていく。
山の静寂がとても好き。…なんだけど、台湾の山は早朝から賑やかです(国民性)。
おお。ご来光。
南側の雲海もうつくしい。
今日はあそこまで行くのだ。
嘉明湖でカッコつける(ももひきなのでカッコついてない)。
めっちゃ人いたなー。
ここで40分ほどゆっくりする我々一行。
真上から。今日は波立ってなくて、穏やかなもんです。
反対側から。向陽山とともに。嘉明湖は丘に囲まれているのです。火山湖ではないそうだ。
人がゴミのようだ。…いやカビのよう…髭剃りに溜まってる髭の細かいのみたいですね。(独特)
またいた快活セクシー山ガール。
さ、嘉明湖を後に、ももひき脱いで三叉山に向かいます。
三叉山より。うつくしい。奥のとんがりは台湾最高峰の玉山。٩( ‘ω’ )و 台湾の山密集してるから、晴れると結構遠くまで見渡せる。あそこにいたのか〜と感じられるので楽しい。
三叉山三角点(3,496m)。人多すぎん?笑 奥の列わかりますか?三角点での撮影にすごい人が並んでるの。笑 賑やかです。
僕はそういうの興味ないんで、スタスタ行きますよー。(冷)
後ろを振り返る。中央左寄りの三角山が三叉山かな?あれの奥が嘉明湖。
ガリガリを乗り越えて頑張る。
嘉明湖避難小屋が見えてきました。右側の山が向陽山です。
嘉明湖避難小屋でちょっと休憩。トイレやベンチもあるし、給水もできますよ。たくさんの人が休憩してた。
向陽山避難小屋を越えた先の分岐路。右奥が向陽山です。ここでデポして向陽山に向かう人、向かわないでドリトス食べてる根性のない人が下の写真。
なんか景色同じだっていうんでいいかなって…笑
結構ヘトヘトなんだけど、サクサク行きます。眺めサイコー。
あれを越えればあとはずっと下りのはず…(願)
雲海ぃー( ´∀`)
向陽名木と呼ばれるこの木は玉山圓柏という木(たぶん)。とてもレアで、100年だか1年に1cmしか成長しない木なんだとか(だいぶ違うで笑)。樹齢は7、800年ほどとのこと。触るな〜ってロープで保護されています。岩の割れ目に根ざしてこんなに生きるなんてお強いのね…。
向陽山屋で休憩。もうちょい!
だいぶ高度を下げました。
人工物が増えて、もうちょっとの予感。
ちなみに台湾には台湾ツキノワグマ(台湾黒熊)という熊が生息しているのですが、密猟や森林伐採のためにその数を減らし、絶滅危惧種となっています。台湾ツキノワグマはすごく臆病な性格で(友人曰く)、数も少なくあまりお目にかかることがないからか、台湾のハイカーが熊鈴をつけているのは見たことがありません。台湾ハイカーがどのような意識で登山しているのかはわかりませんが。
市街にも熊が出没する北海道から来ると不思議な感じ。ただ、熊に注意せいよ。という看板はちらほら見ますので警戒はしていきたいところ。人身被害が出ると熊さんが殺されちゃうからね。
台湾人はソロより複数でハイキングするのが基本ぽくて(一緒に登る人を募って見知らぬ人と登るくらい)、しかもみなさんハイキング中も騒がし…明るくて賑やかだから、熊が人間を避けやすいのかもしれませんね。ハイカーはある意味山ではうまく共存しているのか。笑 ただテント場では食べ物外に置きっぱだったりしますけど。フードコンテナは別の山で一度だけお見かけしました。
どこの国にも野生動物が住処を追われる問題はありますわね。2021年度北海道で捕殺されたヒグマは1056頭だったらしいです。みなさんこの数字をどう感じますでしょうか。
向陽山登山口に到着。あの雲海だもの、下界はそりゃ曇りか。
向陽山登山口から登る際は奥のカウンターで手続きしていきます。右奥に警察もありますよ。
15時の約束で迎えにきてもらっていたタクシーの運ちゃんがジュースの差し入れをくれてハッピー。優しい。池上まで1時間半くらい。クネクネ道をまた車に揺られて帰路に着きます。
池上について、みんなで下山メシをいただく。肉圓(ロウユエン)というデンプンで作るぷるぷるの肉団子。あと豆干など。おいぴ〜( ^ω^ )
食後、彼らは高雄に向かい、わたしは玉里という小さな町に向かうので(反対方向)、池上駅でお別れです。さびしい。笑 宿に預けていた荷物を受け取りに行ったら、宿の人がわたしのくたびれた感じと荷物の重さに同情して、駅まで車で送ってくれました。笑 やさしい。 みんなを見送ってすぐにわたしの電車も来て、区間車(各停)にガタンゴトン揺られながら玉里に向かうのでした。汗まみれで異臭を放ったままね…。笑
おわり
以上、キャベツ丸ごと担ぐ山行も悪くないって話でした。
山の上で食べるキャベツは美味しかったし、いつもよりザックが重くて根性と筋肉ついたと思うし。知らない世界がまた一つ広がりました。自分で丸ごとは持っていかないけど(何回も言う)。笑
今回も連れて行ってくれたBenくんたちに本当に感謝感謝です。一人で行くとしたら山小屋のある向陽山コース選んでたと思うから、彼らあっての経験でした本当に。ありがてえ。
というわけでこれにて嘉明湖2泊3日HIKE終了となります。
いや〜楽しかったな。めっちゃ疲れたけど、気持ち良い疲労。
今回もお付き合いいただきありがとうございました!どなたかの山行の参考になれば…おっと、また意図せず韻を踏んでしまった。…なれば嬉しいです。再会(さいちぇん)またね。
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