ナマステ〜こんにちは〜。
普段毎日うんち出ることなんてあんまないんですが、インドに来てベジタリアンの食事を摂るようになってから毎日快便の、わたしです。たまにゆるくて出るというのも含むのですが。笑
なんの話や。
さて、KGL初日。今日の行程はシットカディからニッチナイまでの11.6kmです。
KGLなんぞやの方はこちらの記事(まじで行きたい人向け情報)をご参照くださいね。
※記事内の料金は2023.7時点のレートで計算しています。
DAY1 インドの野犬は怖い
3時半起き。ねっむ。5時集合ですが何が起こるかわからないので30分前に着いておこうと4時すぎ出発を目指して準備をしていきます。真面目か。
4時、準備を終えホテルを出ようとしたところ、出口に鍵が…笑 昨日ホテルのオーナーと4時に出るからねって話しててノープロブレムだ!って言ってたのに!鍵のこと教えといてよおおおお!笑笑 まあ宿の構造上鍵かけるやろっていうのは予想できたから自分がアホだったわ。やっぱり早起きしてよかった。笑
1つ目の鍵は階段のドアだったのでどっこらせーいと手すりを越えてどうにかクリアしたのだが、
ビルの出口のは無理だった。
完全に鍵かかってるやん↑笑
ホテルのスタッフを早朝に起こさないようにと昨晩あれこれ工夫したのに、もうこれは起こすしかない。すまん!と思いながらスタッフを起こして開けてもらう。でもこの出口↑、実は鍵かかってなくて、ただのわたしの筋力不足だった。笑 スタッフくんがグッと押すと普通に開きました。笑 まじごめん。
まだ真っ暗な道を一人行く。もうずうぅっっっと野犬に吠えられる30分。笑 めっちゃ怖かった。笑 とにかく目を合わせないように、体を大きく見せるために両手を広げて歩いていた不審者はわたしです。歩いてるだけなのに心拍数120くらいまで上昇してた。笑 インドの野犬は体がでかいのよ。あれ絶対人殺せるもん。殺されなくても狂犬病とか怖いから。死ぬから。 今なら台湾の野犬が可愛く思えます。笑
というわけでもし行く方いたら、早朝の長距離歩行は控えましょう。笑 流しのトゥクトゥクとかいないので(いや1台いて声かけられたけども。逆になんでいるん朝4時に笑)、予約しておいた方がよろしいかと存じます。d( ̄  ̄;)
4:30、予定通りに到着してしまった。予想通り他メンバーは5時付近でぼちぼち集まり出した感じで、それまでは一人ぼっちで不安でした。笑
ていうか、5時出発だからく れ ぐ れ も遅れないでね!と言われていたのに、タクシー来たの5:20とかでしたからね。笑 タクシードライバーに直接お金を支払って(往復1,200ルピー/2,000円くらい)、出発したの結局5:30。笑 早めに到着せずとも、5時ちょうど集合で問題ないですわ。笑 ちなみにインド人はタクシー代をQRコードで支払ってる人多かったですね。インド版PayPayみたいなんがあるのです。インドはそういうの進んでるって話ですよ。ほったて小屋の八百屋でも、10ルピー(¥17)くらいでもそれで払う人が多いみたい。さすがIT国家。
というわけで朝から心の中のツッコミが多くて疲れましたが、バンにバックパックを詰め込んで、出発いたします。
無事に出発して車に揺られること2時間。その間2、3回軍や私服の人の検問?みたいのがありました。パキスタンに近づくんだな〜という緊張感の中うとうとしていると(緊張してない)、着いた本日の朝食ポイント。
三角屋根のお家で朝食を摂ります。手前で水(か知らんけど)飲んでる人の横に実は軍人さんがいて警戒しています。この辺りは道路沿いに軍人さんが点在していて、ちょっと緊張高まるぅ〜という雰囲気(高まってない)。
家の中で軽くインタビュー、事前に用意する問診票みたいなのと同じような質問に答える。なんか薬飲んでる?とか、このトレッキングに向けてどんな準備をしてきた?とか。健康診断書と問診票、免責書類、パスポートのコピーを提出します。日本の現住所の証明を求められますが、日本のパスポートには記載欄がないことを伝えるとパスできました。血圧とSpO2も測定。
朝ごはんにイドゥリ(南インドの酸っぱいパン)とダール(豆)をいただいて、ランチもパックします。ここも靴脱ぐので気になる人は要対応。わたしはシューズの中を汚したくなかったので靴下も脱いで裸足で行きました。潔癖自分ルール。笑
赤いのがインナーシーツ。黄色いのがエコバッグ、見づらいけど右下の黒いのがアイゼン(手のひらサイズ)。3アイテムを各自パッキング。インナーシーツでかいから、もしもっとコンパクトなの持ってたら持参した方がいいかも。結構バックパックの中かさばる。アイゼンは季節によっては持たされないかも。
パッキングちゅう。
お水ここで最終サプライです。写真は食器洗い用で、飲用水は別にタンクがあります。
パッキングを終えたらまたタクシーで20分くらい進み、いざ登山口へ。
登山口こんな感じです。手前が進行方向。もう後ろの山がかっこいい。この写真の奥に軍のキャンプがあるのと、トレッキングルート上にも別のキャンプがあるんですが、KGL通して軍事施設の写真を撮ると、撮った写真だけじゃなくスマホのデータ全てをデリートされるから絶対撮るなって怖いアナウンスがありました。笑
我々の荷物を運んでくれる馬たちにオフローディングする人たちの荷物も載せる。本当にありがとう馬たちよ。
ちょっと進むともう谷が綺麗に望めます。この辺で一回目のIDチェックが入ります。軍人さんが待機していて、インド人は写真入りのIDを、外国人はIDに加えてビザもチェックされます。ビザは印刷してなかったからやべえってなったけど、ビザ降りたよメールでなんとかパスできました。メールを見れる状態にしておくか、プリントして持っておくと安心です。ほんで最後に全員で写真を撮られます。顔の証拠を残すためっぽいけど、軍人さんが意外にもスマイル〜って言ったからみんな笑ってた笑
ちょっとした林を越えていく。奥に見えるのがソナマルグという集落。スリナガルからソナマルグに来てちょっとこのあたりを馬に乗って散歩したりという観光もあるらしい。帰りに眩しい黄色のパンジャビで馬散歩してた女性(きっと富裕層)をお見かけいたしました。パンジャビとはインドの女性のサリーじゃない方の服ね。ググってみて。
人類として馬には頭が上がらないですほんと。歴史上馬ほど人間に使役されてきた動物がいるかね。移動に戦争、農耕、賭博、食肉、癒し…わたくしは強くて優しい、筋肉も麗しい馬が本当に好きです。(何急に)
鼻まわりのぽよぽよした質感もたまらん。
この辺りはローカルの人たちが住んでいて、石造りの家がちらほら。小さな子どもたちが遊んでいたり馬や牛が放牧されていてとてもピースフル。子どもたちが「トフィ?」って近寄ってくるけど、キャラメルなどあげられるものは持ってなくてごめんと思うおばさんでした。
この芝生の丘には小さな商店があって、チャイとかオムレツとか、ちょっとした軽食がたべられます。ランチタイム!
カシミールのチャイ、カワ(Kashmir Kawa)を頂きました。カシミールはサフランの産地。サフランティーが美味しいのです。50ルピー(84円)。ちょっとスパイシーで美味。あたたまるまる。
ちょっと雨降ってきた。あの谷を行くのです。まだ序盤なのに雪があんなに。
だんだん谷っぽくなってまいりました。この川に沿って上がっていくので、お水の心配はほぼ必要ありません。
かわよ〜い。
カッコよ〜い。
谷ひろ〜い。
たぶん6時間くらい、D+1,000mほど。ニッチナイのキャンプサイト到着!先に着いていたポーター部隊がテントを設営してくれています。感謝。中央の茶色いテントがダイニングで、ご飯はみんなでここで食べます。
おやつタイム。これおやつか?っていうくらい立派なものが毎回出されていました。おやつでお腹いっぱいで夕食あんま食べれないなんてこともしばしば。笑
夕食後にはみんなでミーティング。初日歩いてみてどうだったか?の感想を一人ずつ発表していく感じ。皆さんだいぶしんどかったみたいで、辛かったけど頑張る、みたいな感想が多めでした。実際キャンプサイトには予定の3時間遅れくらいで到着しており、ちょっと先が思いやられる感じ。笑 もう全然歩けなくて、オフローディングしてるのにデイパック他の人に持ってもらってるおばさんとか。まじ頼むから頑張ってくれと思いながら歩いた本日、わたしはクソ余裕でした。笑 他のメンバーを待つたびに休むし、急登はないし、景色は最高だしでとてもリラックスして歩くことができました。
ちなみにおトイレですが(ダイレクトな写真で失礼)、土掘って足場かけてテント被せるタイプでした。用を足したらオガクズで覆う。芳香剤が設置されていて全然臭くなくてむしろいい匂いだった。笑 なんの芳香剤だったんだろ。 これも馬さんが運んでくれてるもの。ありがてえ。トイレットペーパーも捨てていいとのことです。わたしは地元北海道の大雪山が携帯トイレ必携、ペーパー置いてくなんて言語道断、でしたのでなんだか抵抗があり持ち帰りましたが。キャンプサイト以外で催した場合はもちろんオープントイレットとなります。開放感パない٩( ‘ω’ )و
というわけでDAY1終了。次回につづく。
読んでくれてありがとうございます。アッサラームアライクム。またね。
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