【インド】カシミール Great Lakes Trek 5泊6日 うんこは大地、そして大地はうんこだと認識した話 2023③

ナマステ〜こんにちは〜。

インドでは初老のジジイがナンパしてくるってのはよくあること。この前外歩いてたら、名前は?君、美しいね。ワンキスプリーズ。ホテルどこ?一緒に行こう。ジャストワンキッス…。と、60代と思しきクソジジイが10分くらい並行歩行マーキングしてきたんですよ。

初老のジジイが初老のババア捕まえて何言ってんだ。

ブルカ(ジジイに対するATフィールドになりうる)買おうかなってちょっと思っているわたしです。(ブルカはムスリム女性の目出しスカーフ)

はい、KGL2日目行きましょ。今日の行程はニッチナイからビシュヌサールまでの13.5km。

KGLなんぞやの方はこちらの記事をご参照ください。(おふざけ一切なしの真面目記事(?))

目次

DAY2 インド人のポイ捨てモラル改善には数十年を要する(だろう)

ニッチナイのキャンプサイトで一夜を明かし、確か6時朝ごはんだったので5時起き。テントのマットは5mmくらいで、その上に毛布を重ね、寝袋で寝るわけだが、割と地面を感じて寝心地は悪く、寒い。結果全然眠れなかったですね。結構デリケートじゃないの、わたし。笑 寝袋に入れるタイプの軽いエアマットくらいあってもよかったかも。

昨日の雨雲はどこかに去り、今朝は晴れて山がうつくしい。

朝ごはんはチャイとチャパティとサブジ(野菜のスパイス炒め的なやつ)。美味しい。

毎晩と朝、ホットウォーターが用意されます。だいたい給水時にはぬるいんだけど、煮沸してるからなんとなく川よりこっちをいただく。夜は寝る前にボトルに詰めて湯たんぽにしていました。

ゴミ拾い用のエコバッグを各自持って歩くのですが、昨日1日で集まったゴミがこちら。KGLは美しいんですけど、やはりインドはインド。ゴミめちゃめちゃ落ちてます。お菓子のパッケージの切れ端とかならまあわかるんだけど、缶とかペットボトルとか、絶対意図的に捨ててるでしょってのも多数。キャンプ跡にはゴミが散乱していたりもする。

そういえば9年前のインドではパブリックのゴミ箱を見たことなかったし(多分)、当時インド人は「ゴミ箱置いたら盗まれちゃうんだよ」って言ってたけど、今回スリナガルの大通ではいくつか設置されていて進化を感じた次第。それでもやっぱりゴミだらけなのはあんまり変わってないのですが。インド人のゴミに対する考え方を変えるには数十年かかりそうというわたくしの見解は、あながち間違いではなさそうである。

みんなでテントを撤収して、8:30トレッキング開始。また曇ってきちゃった。

孤高のヤギさん。

羊飼いは古の職業ではないのだ。

ほぉらね。絶対わざとでしょ。笑

こんなに植物が可愛いのに、どうしてああも悪戯にゴミを捨てることができるのでしょうか。クソインド人が。

ランチタ〜イム。ちなみにですが、わたし以外の皆さんはタッパー的なランチボックスでお食事をいただいて、毎回洗って使っていました。わたしはランチボックスじゃなくて1枚のジップロックを1日使い、使い終わったらゴミ袋にしておりました。タッパーは洗う時は洗剤を使うし、油が大地に滴ると思うと、なんだかなあと思う反面、わたしのジップロックスタイルも結局はゴミになるし、何が正解かわからなかったなあ。ジップロックは持って帰って処理するから、自然への負荷は洗剤で洗うよりマシって思うことにしましたけどね。ジップロックの難点は食べづらいところだったので、タッパーにアイラップかけるが正解かなって今は思ってます。

なんてことも考えたりするKGL。

どおーん。

雪渓がかなり残っていて、はしゃぐインド人。でも雪の上を歩くのは怖いらしく全然進まない笑 尻滑りのレクチャーを受けてワイワイと滑り降りてくる彼らはとても楽しそう。わたしは雪なんて腐るほど見てきた道産子のため、尻ではなく冷静に足を使用した滑走法で対応させていただきました。ただその際やはり気持ちの高揚を抑えることは困難でして、ヒャッホウ!という気持ちと表情は隠しきれませんでした。笑 しかし足で滑り降りてくるわたしを見てガイド氏は驚いており、思わず ふっふん。( *`ω´)ドヤ  と、ドヤ顔を披露してしまったことは少し恥じております。

ミョ〜ん。

馬の方が雪歩くの上手(インド人より)。

ゴツゴツの岩場も多いのです。

メェェ〜(意訳:なぁ〜によぉお尻見てんじゃないわよぉ〜。)

またまあまあの雨に当たる我々一行と、雨が滴る毛の塊(羊)たち。雨で毛が濡れても体が冷えないようにできているのかしら、羊って。

どこまで行ってもうつくしいな。雨は降ったり止んだり。

ビシュヌサール!見えた!本日のキャンプ地である。クソ曇天。

一息ついたらちょっと晴れてきた!

本日のおやつはトゥクパ。チベットの優しい麺。おいピー。

ビシュヌサールの山を前にチャイで一服、そして

びっしょりの靴たちを乾かす。太陽よ、沈む前にひとつよろしく頼む。

晩ごはんの後のミーティング。トレックリーダーから「明日はガドサールパス(峠)を越える予定だが、今日のように雨が強いとおのれらの足では越えるのは難しいと思え。朝早くに出ても着くのは夜9時頃になるだろう。天候次第では明日はここにステイするかもしれぬ。ステイした場合は雨の合間を縫ってビシュヌサールを見に行くショートハイキングを敢行するっ!峠を越える場合は皆の衆、くれぐれも遅れを取らぬよう踏ん張るのだ!」とのお達し。

しかもわたしのテントメイトのシンガポール人オシさんは、高山病がしんどくて今日道中2回もオロロロロローン(嘔吐)しており、しきりに帰りたいと申しているのだがリーダーはとりあえず引き返す方針ではないようだ。かわいそうだがわたしも実際ここまできて簡単に引き返すのは勿体無い派であり、明日くらい様子を見させていただきたいのが正直なところである。ダイアモックス(高山病治療薬)でなんとか回復していただきたい…。とはいえだいぶ辛そうだったので、本来ダイニングで食べる夕食やチャイなどをテントに運ぶなど、せっせと介抱し早めに床についていただいた。(ほとんど食べられなかったけど。不憫。)

テント内。2人でシェア。

ちなみにここビシュヌサールのキャンプサイトでは、トイレ設置可能エリアがキャンプサイトから遠く、テントから200mくらい離れている。加えて人を殺せる野犬(と、リーダーが言っていた)がいるため、夜間トイレに行く際は必ず2人以上で行くこととのこと。

ダイアモックスは利尿作用もあるため、オシさんは夜間トイレに行くことに。つまり当然わたしが付き添うことになる。あ〜眠かったぁ〜…星が綺麗だったぁ〜。( *`ω´;)

適当な写真でごめんなさいね。おほほ。

はい、二日目はこれにて終了。明日の天候回復を祈って就寝(オシさんのトイレで起きるけど)。

お付き合いありがとうございました。
アッサラームアライクム。またね。

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この記事を書いた人

ときどきバックパッカーするアラフォー
(before40の方)
性別:女
特徴:文章が回りくどくて長い
好きな食べ物:あんこ、ずんだ餅、れんこん、ごぼう
嫌いな食べ物:レバー、わさび

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