2023.4.18のお話
はいどうも皆さん你好你好!
久しぶりにホワイトのイケメンと良い時間を過ごして心がぬくぬく。
たまに人としっかり話すとやっぱり人間て面白いもんだなと思いつつも、やはり孤独も愛してやまないわたしです。
さて、再度台湾に到着したはいいけれど、お天気がすぐれず宿で内職すること数日。
花蓮に来てやっとピーカンの予報となったため、どこか手軽にパーミットなしで登れる山はないかと探したところ、立霧山(Mt.Liwu)という標高1,200mほどの山を発見した次第。
スタート地点からの標高差は1,000mほどでしょうか。調べてみると登山道はかなり整備されているようだし、コースタイムは往復6時間くらいということだったので、そんなに早起きしなくても良さそうですし(重要)。
一時帰国していた約1ヶ月を含め、しばらく山に登っていなかったのでリハビリがてら行ってみることに。
立霧山は太魯閣国家公園の入り口的な位置にあって、渓谷を挟んでいる山をちょっと登るという感じ。時間もあったし天気も良かったので、本当はもう少し奥にある清水大山という2,300mくらいの山に登りたかったんですが、そちらは5日前までに申請が必要だったので諦めました。あと要テン泊。
というわけでお手軽な方の立霧山に登って参りましたので、紹介していきたい所存。
太魯閣行き方まとめはこちら。
今回の行動範囲MAP
YAMAP
【台湾】立霧山トレーニング🥾 / ARUKU あるくさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
花蓮から出発٩( ‘ω’ )و
やや寝坊した上に鼻血が止まらずに(ほぼ毎朝出るタイプ)お弁当はセブンになってしまいましたが(朝飯屋で並ぶ時間なかった)、8:30のバスに乗るのに10分前にはバスターミナルに着いたのに、バスは満席、次のバスは9:40発とのことで電車とバスを乗り継いで行くことに。ちーん。
まずは花蓮駅から新城駅へ。新城駅ホームは山が近くて◎田舎最高ウェーイ!
新城駅外観。カクカクなデザインは太魯閣の山か大理石をイメージしているのだろうか。
Nobody knows…
新城駅から太魯閣ビジターセンターまでのバス。悠遊カードでいけます。
太魯閣国家公園ビジターセンターとうちゃく!
ビジターセンターロビー。ひろい。
太魯閣の紹介スペース。ハイキングコースの紹介や渓谷のできた経緯、動物、原住民の生活など展示しています。
ビジターセンターから見た山側。正面の森の裾から登っていきます。
ここから!
行くぞー٩( ‘ω’ )و
序盤。陽の光が気持ち良い〜。
階段登りやすいけど、結構長くてちょっぴり地獄( ^ω^ )
休憩所たくさんあります♪( ´θ`)
まあまあ地獄でしょ?笑 絞れる程度には発汗したわよ〜。気温25℃ほど。
高度はなくても景色が良いので頑張れるわよ〜
渓谷を奥に上がっていくと本格的な大理石の太魯閣渓谷!
階段地獄を抜けるとちょっと登山感出てくる!
お花かわよ。
このお花は地上にも咲いているお花。台湾の地上はいま結構お花畑。台湾人は緑やお花を愛する民でして、軒先、店先(たまに道路)には鉢植えの植物がたくさん( ^ω^ ) 歩いてると軒先の鉢植えのお花が元気に咲いていて癒されますのよ。
トラックや重機があるのは、原住民さんたちの生活テリトリーだから。でも、どうやってここまで運んだのかしら。別の道があるのかな。
ほぼ打ち捨てられたような感じで、使われてない感じだったけどね。使うシーズンがあるのかな。
うひょーだいぶ高くまで来ました。気持ちいい〜( ^ω^ )
ごつごつ!
この辺は二輪用にブロックが敷かれてますね。ここはGoogleMapでもまだ道があるエリア。実はこの時点ではまだ立霧山の登山口にも立っていないのだ。(たぶん)
この左手には原住民さんのお宅が。おばちゃんの話し声や発電機の音が聞こえたり、洗濯物がふわふわ揺れていたりして生活感あんのよ。ご自宅の脇を通らせていただくわけだが、なんとなくすみませんんーって感情を抱くのは私だけではないはず。
ちなみにここ周辺には上記写真のソーラーパネルについてる案内板が何個もあって、逆に惑わされるのご注意あれ。笑
パッとひらけて太魯閣の裏山を望む。
気持ちよいです。
急に現れた竹林の小径で案内板に誘われ立霧山観景台(ビューポイント)へ。同じ文字が書かれた複数の案内板が違う方向を向いているので多少不安が募りますが大丈夫です。なんとなく進めば着きます。笑
ビューポイントから見る花蓮の七星潭。弧をなす長〜いビーチで台湾人にも人気のスポット。
落ちたら死ぬ感じの崖です。( ^ω^ )
反対側には花蓮の北の清水断崖が見えます。
与那国島は見えなかったけど、ここから100kmちょっとだと思う〜台湾て近いですね。
きのこの質感でお花のいでたちのふしぎちゃん、水晶蘭。
結構レアらしい。別の山でおじさんが激写してた。
山頂到着!
山頂眺望ないのは台湾の山あるある気味。笑
ちびまる子ちゃん人気…なのかは知らんけどよく見ますのよ。
台北のMRTの車体とか、その辺のポスターとかにも起用されているまるちゃん。多忙ねえ。
右側の看板に気づかずに真っ直ぐ左に行ったので、先にビューポイントに行ってしまったわたくし。上の方で道は繋がっているのでここはどっちに行ってもおkです。たぶんここが登山口ってことになるんだろう。
ていうかむしろ山頂は眺望がないので究極いかなくてもいいかも。笑 立霧山は台湾の小百岳(日本でいう二百名山的なやつ)の一つなのでコンプリートしたい方だけが登頂すればよいみたいな気もする。笑
日本でいう百名山は百岳、二百名山が小百岳って呼ばれています٩( ‘ω’ )و
下りで時間があったので、大禮部落という原住民さんの部落へ寄り道してきました。奥の建物は山小屋というか宿泊施設(大礼百合休間農荘)で、このあたりのハイキングや山菜採りなど原住民の生活を体験するアクティビティもあるようです。
こんなとこで暮らしていたら、いらんストレスなく生きられそうだな。っていうくらいうつくしい大自然よね。
うんことか…ライフラインとかどうしてんだろ。
こんな山の中でちゃんと住所があるのがすごい。
金鈴花。かわよ〜( ^ω^ )
太魯閣は元々台湾原住民の方々の居住区。日本統治時代に山を降りた(降ろされた)人も多いのですが、現在も山の上で暮らしている人もいて、こういう部落が結構あるのです。居住者が山を降り廃墟となった跡も少なくなく、古道(原住民の生活通路だった道)にはちらほら家の基礎や門が残っていたりします。
この教会もそのうちのひとつ。
どこか台湾ぽくて可愛い。
日本に統治されていた時代がある台湾には、その名残の建物や文化がいろいろ残っているのでそういう目線で旅行するのも面白いかと存じます。
さて、下山しますよ〜٩( ‘ω’ )و
さっきの宿に物資を運んでくれている親子(奥)と住んでるお母さん(手前)。息子ちゃんは9歳だよって。
宿のご飯は山間にもかかわらずレパートリーが多く色んな料理が食べられるとのことですが、歩荷して運んでくれる人のおかげなんですね。お母さんは買い出しかな?
歩荷親子下りめっちゃ速くてすぐ見失った(((( *`ω´)
降りてきました!
渓谷の反対側には大理石(たぶん)の採掘場が見えます。山の中腹の白いところ。花蓮の郊外には石材屋さんがたくさんあって、大きな産業になっています。
山間で暮らす人たち用のケーブルカー。週に2回稼働するんだけど、稼働日はこの広場を人が埋め尽くすとのことです!
帰りは山で出会ったおじさんたちがついでだからって花蓮まで送ってくれて、美味しい豆花ご馳走になって無事帰還。
台湾人ほんと優しい( ´∀`)
あざまるした!
というわけで以上、人んちの脇を通る山行もなかなかないよねって話でした。
お付き合いありがとうございました〜!( ^ω^ )
再会(サイチェン)!またね。
\\ 本日のご褒美 //
おつかれ山でした
まさかの豆花はしご笑
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