你好你好こんにちは。
先日埔里の宿で、楽しみにしていたマンゴーをどなたかに盗まれ、しばらくション(´;ω;`)としていたわたしです。
安宿あるあるですね。仕方ないです。
名前書くペンとか置いてなかったからついポンと冷蔵庫に入れてしまったわたしが悪いんですけどね。でもさ…
明らかに自分で買ってないもの食べられるその神経わたしには理解できないけどね!?
…おこ( *`へ´)ですね。 ション(´;ω;`)ではないですね。笑
食べ物の恨み忘るるべからず。
はい、というわけで、玉山の話最後です。
いってみよう!
DAY3 人の仕事のおかげで自分の生活が色々うまくいっていることを忘れるなかれ
3日目は起床4時。JINくんによる朝ごはんは肉まん。冷凍を持ってきてでかいボウルで蒸して出してくれた。ふかふかの肉まんを山で食べられるなんてありがてえなあ。
ほんと、山岳ガイドってのはすげえやと改めて思うばかり。日本のツアー登山は参加したことがないので、普通のツアーご飯がどんなのか知らないんだけど、どうなんでしょうね?
飽きさせず、栄養も考慮して、ほかほかで温まる、美味しいものを十分な量提供するって山では大変。わたしなんて山でのご飯は栄養補給が第一の人間なので、お湯注ぐ系や乾燥系でも不満がないのよね。
今回、山で食べるほかほかの美味しいご飯は、疲れた心と体を癒すって改めて実感したけど、今後自分で登山するときにご飯を充実させることに努力するかって言われたらNOですね。だって重いんだもの。笑
何に重きを置くかはそれぞれやな〜とぼんやり思ったご飯のシーンでした。
さて美味しい朝ご飯も食べて6時過ぎに下山開始です。
お天気は曇天ですが風も強くなく、雨も降っていないので可もなく不可もなし。主峰は顔を隠していましたが南峰は下山する我々を見送ってくれました。
帰りはわたしも撮影しないのでみんなでワイワイと楽しく降りて参りました。
ひと回り以上歳の離れたおば…オールドレディ(わたし)と気兼ねなく話して一緒に登ってくれたヤングたち、本当にありがとうですね。
登り同様危険な箇所もなく順調に進む我々。休憩所で休むくらいでするする下山。
山を降りて人間の文明が見えた瞬間て、いつもほっとするのよね。
到着!
6時に出て10時に登山口。一息つきながらシャトルバスを待ちます。
登山口の広場には歩荷のお兄さんがいて、でかいガスボンベをこれから運んでいくそうな。何キロか聞いたのに忘れちゃったけど、持たせてもらったら相当重かったです。わたしは持ち上げられなかった。(体格の割に筋肉貧弱)
手前にU字に垂れ下がっている紐をおでこに引っ掛けて、足腰の負担を軽減するシステムの図。JINくんもこれ使ってた。
お兄さんのおかげで山小屋であったかい飯が食えるんだよなあ。ほんとにありがてえよ。(昨晩は残してごめん。)
すげー色々外付けして旅立っていったお兄さん。もうちょっとまとまらんかったのかという感想は喉の奥に押し込んで、加油〜(じゃよ〜頑張って〜)と送り出しました。気をつけて行ってきてね。
社会で生きている人間って自分一人で生活しているように思ってるとこあるけど、自立した生活の裏には必ず人様の仕事があるんですよね。(何急に…)
例えばコンビニで買うお弁当一つが自分の手に渡るまでにどれほどの人の仕事があるのか。
弁当企画する会社の人、その会社の各部署の人、栄養士さん、材料作ってくれる農家・酪農・畜産・漁業など、営業の人、パッケージデザインする人、宣伝する人、宣伝の写真撮る人、製造のラインの人、ラインの機械作ってる会社の人、その下請け会社の人、下請けの下請けの人、保健所の人、容器作ってる人、容器の素材作ってる人、物流の人、コンビニで売る人、発注管理する人…数えきれない人のおかげで、目の前にほかほかのチキン南蛮弁当DXが存在しているわけですよね。
って考えると、同様に数多の人の仕事で作られたトイレットペーパーで尻を拭く時も、感謝の気持ちを忘れてはいけないなと切に思うのです。
そして自分もどこかの誰かのお役に立つ仕事ができればいいなと、尻を拭く度に思うのです。(今無職なのに)
ってことを、重い思いして出してくれたJINくんの肉まんを食べたり、ガスボンベを運ぶ歩荷兄さんの荷を見たときに思うって話ですよ。(着地下手笑)
何事にも感謝していきたい所存の37歳です。
そういえば途中の東屋にあった高山病の注意書きですが、吐き方がエグい。肩に手を添える後ろの方の冷静さもエグい。笑
ここまでにならんくてよかった。笑
3日目もやっぱり熟睡はできなかったし軽い頭痛はあったんだけど、下山していくうちに全く気にならなくなっていました。排雲山荘でも3,400mあるんでね、高い山登る時は十分お気をつけてご無理なさらず…。
シャトルバスで駐車場まで降りて、
バックパック車にぶち込んで、
嘉義で下山メシみんなで食べて。
嘉義名物の火雞肉飯(七面鳥ご飯)食べたのに写真が皮蛋豆腐しかないという詰めの甘いわたくし。
無事高雄に到着し、
さらに一人で下山メシはしごして、2泊3日の玉山登山終了です!
お疲れ様でした〜!٩( ‘ω’ )و
おつかれ山
はい、以上世の中には努力ではどうにもならないこともあるというお話でした。
高山病に苦しんだ時間がありました。天候が悪く諦めた山もありました。ちっぽけな人間にはどうすることもできない領域があり、諦めるしかないこともあるのです。でもだからこそ人間は神を信じたり、山に畏怖を感じ尊く思うのではないでしょうか。
例えばわたしはバングラディシュですごい盛大にうんこ漏らしたことがあるんですけど、それも仕方のないことだったのだなって思うんですよね。漏らさないようにすっごい努力したけど、どうにもならなかったんですもの。きっと神がそう望まれたのです。漏らしておしまいなさい、と…。
って考えると生きるのが少し楽になると思いました。あはは。
今日も読んでくれて謝謝你。
ではまたね。再会(サイチェン)。
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